Show must go on‼️ 天空の奇術師よ 華やかに舞台を駆け巡れ‼️(前編)
どうも、エクィテスです。
今回は《Em》について考えてみたいと思います。
皆さんは《Em》についてどんなイメージがありますか?
私のイメージとしては《EMEm》というデッキで大会環境を大いに盛り上げたテーマというイメージです。このときの環境は《EMEm》のメタを自然に行えるのが《EMEm》だけというまさに暗黒の時代だったなと思います。
そんな《Em》のカードについて考えていきましょう。
それではどうぞ~
まずは一番有名と言ってもいいモンスター《Em トリック・クラウン》についてです。
Fig1.Em トリック・クラウン
このカードが墓地に送られた場合に自分の墓地の《Em》モンスターを対象にとりそのモンスターを攻守0で特殊召喚することが出来てその後1000ポイントのダメージを受けます。
このカードの特徴は自分を対象にとれるところです。そのため使い回すことができるのはかなり優秀ですよね。
相性のいいカードとしては《H・Cサウザンド・ブレード》が有名ですね。
《H・Cサウザンド・ブレード》はダメージを受けたときに墓地から特殊召喚することが出来るので《Em トリック・クラウン》の効果で1000ポイントのダメージを受けるので2体のモンスターを展開することが出来ます。
所謂《クラウンブレード》というデッキでよく使われる組み合わせです。
他にも効果ダメージを受けた際に特殊召喚してライフを回復する《ガード・ペンギン》や《DDD反骨王レオニダス》なども相性がいいと思います。
次に《Emダメージ・ジャグラー》です。
Fig2.Em ダメージ・ジャグラー
手札から捨てる事で効果ダメージを与える効果の発動を無効にして破壊する効果やバトルフェイズに手札から捨てる事で戦闘ダメージを0にする効果、墓地から除外する事でEmをサーチする効果の3つの効果を持っています。
効果ダメージや戦闘ダメージを0にすることが出来るので守りの札として使えるのはもちろんサーチも出来る優れもの。
一度禁止カードにされたのも納得出来るかカードです。
相性がいいと個人的に思っているのは《スケープ・ゴート》です。
理由としては《スケープ・ゴート》は相手ターンに発動してリンク素材に使うことが大事なのでできる限り多くのトークンを素材にするためには相手の攻撃から守る手段がどうしても必要になってきます。
《Emダメージ・ジャグラー》を守り札にした場合トークン4体と《Emダメージ・ジャグラー》でサーチで出来る《Em》モンスターで強力なリンクモンスターに繋げることが出来ます。
次に《Emハットトリッカー》です。
Fig3.Em ハットトリッカー
モンスターが2体以上存在する場合に手札から特殊召喚できる効果、自分がダメージを受ける効果が発動した時に自身にEmカウンターを乗せダメージを0にする効果とEmカウンターが3つ置かれた時に自己強化する永続効果があります。
このカードのいいところはモンスターの数は自分、相手フィールド両方を参照するため、2体以上という条件は満たしやすいところです。
《フォトン・スラッシャー》や《H・C強襲のハルベルト》等と違って劣勢・優勢どちらでも腐らず特殊召喚できるのは本当にいいですよね。
エクシーズ召喚やシンクロ召喚、リンク召喚に使いやすいモンスターです。
上記の3枚は出張セットとしてかなり使われているイメージですが他にも《Em》はいます。
《Emフレイム・イーター》は自分が効果ダメージを受ける時にそのダメージを0にして特殊召喚する誘発即時効果と召喚・特殊召喚に成功した場合にお互いに500ポイントのダメージを受ける効果があります。
このカードがあまり使われない理由は効果を発動したターンにEm以外の特殊召喚を制限するためです。
500ポイントのダメージを与えるという点だけだとデッキに搭載するメリットは薄いです。
Fig4.Em フレイム・イーター
《Emスティルツ・シューター》はフィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚出来てこの方法で特殊召喚したターン、自分は通常召喚できないという効果と自分の墓地にこのカード以外の《Em》モンスターが存在し、相手にダメージを与える魔法・罠・モンスター効果が発動した時に墓地のこのカードを除外して発動出来て追加で相手に2000ポイントのダメージを与えることが出来ます。
《Emフレイム・イーター》を使えば2500ポイントのダメージを与えられるのは魅力的ですがこのカードがレベル6で使いにくいので採用されているのはあまり見られません。
レベル6だと《聖刻》や《幻想の見習い魔導士》の方が特殊召喚できるので使いやすいと思いますしね。
ダメージを与えるカードとなら相性がいいと思います。例としては《停戦協定》等と絡めるとかなりの大ダメージを与えれると思います。
Fig5.Em スティルツ・シューター
《Emミラー・コンダクター》は下級のペンデュラムモンスターで特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力・守備力をターン終了時まで低い方の数値に揃えるペンデュラム効果と対象のモンスター1体の攻撃力・守備力を入れ替えてダメージを受ける誘発即時効果があります。
Fig6.Em ミラー・コンダクター
ペンデュラム効果は攻撃力・守備力のうち低い方に入れ替えるため、相手表示形式に左右されず弱体化できるのは強いですね。
モンスター効果に関してはダメージステップにも使用できる事から戦闘の補助に適していますが自身の攻撃力が600しかないのは心もとないです。
ただ、この効果にはダメージを伴うので《H・Cサウザンド・ブレード》の特殊召喚のトリガーになるのはこのカードの魅力ですね。なので《ペンデュラム・アライズ》で《H・Cサウザンド・ブレード》をコストにして特殊召喚すれば、即座に自己再生させる事が可能です。
まあ、守備力がないリンクモンスターには無力なんですけどね…
エースモンスターである《Emトラピーズ・マジシャン》はレベル4の魔法使い族モンスター2体でエクシーズ召喚出来ます。
Fig7.Em トラピーズ・マジシャン
自身の攻撃力以下の数値のダメージを受けなくなる永続効果、モンスター1体に2回攻撃と自壊を付与する誘発即時効果と破壊され墓地へ送られた場合に《Em》モンスター1体をリクルートする誘発効果があります。
2回攻撃付与でワンキルが狙えるのはもちろん破壊された場合(召喚無効にも対応)でも《Em》が特殊召喚出来るので壁として使いやすいですね。
欠点としては自身には2回攻撃を付与できないことですね。
魔法と罠のサポートも1枚ずつあるので紹介します。
まずは《バリア・バブル》です。
Fig8.バリア・バブル
このカードは永続魔法で《EM》と《Em》に1ターンに1度の破壊耐性を与える効果と、《EM》と《Em》の戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする効果を持ちます。
エクシーズ素材となるEmや自己再生した《Emトリック・クラウン》を相手の除去や戦闘・貫通ダメージから守る事が可能です。
次に《トリック・ボックス》です。
Fig9.トリック・ボックス
効果としては自分フィールドの《Em》モンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に相手フィールドのモンスター1体を対象として自分はそのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得ることが出来ます。その後、自分の墓地の《Em》モンスター1体を選んで相手フィールドに特殊召喚します。このターンのエンドフェイズに、この効果で特殊召喚したモンスターのコントロールは元々の持ち主に戻ります。
単なるコントロール奪取として使うのなら《エネミー・コントローラー》を使う方がいいと思いますが大事なのは《Em》モンスターを完全蘇生出来ることです。
例えば《Emフレイム・イーター》を送りつければ500ポイントのダメージを与えることが出来たり《Emトラピーズ・マジシャン》を送りつけてパクったモンスターで攻撃し破壊すれば《Emトラピーズ・マジシャン》の効果で《Em》モンスター1体をリクルート出来るのでそのままパクったモンスターとリンク召喚が可能です。
以上がカード紹介です。
(禁止である《Emヒグルミ》を除く)
Fig10.Em ヒグルミ
皆さんの参考になればと思います。
個人的にはそろそろ新規が欲しいと思っています。
次回は《Em》と相性のいいテーマと私のデッキ紹介をしようと思います。
簡単ではありますが今回の記事は以上になります。
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では次回の記事でお会いしましょう、さよなら👋