降臨せよ、影霊衣の神 sophiaの影霊衣
どうも、エクィテスです。
今回の記事は前回予告した通り《Sophiaの影霊衣》について考えていきたいと思います。
それではどうぞ
《Sophiaの影霊衣》とは
《Sophiaの影霊衣》は影霊衣モンスターの最高神といってもいいモンスターです。
召喚条件が厳しいですが効果は強力です。
では、このモンスターについて考えましょう。
まずはステータスと召喚方法から
簡潔にいうとフィールドにレベル合計11になるように他種族のモンスターを揃えないと出せないということ。
例えば《ユニコールの影霊衣》(魔法使い)+《クラウソラスの影霊衣》(戦士族)+《マンジュ・ゴッド》(天使族)をリリースすると出せます。
また、このモンスターは《影霊衣の術士シュリット》を使って出すことは出来ず、《影霊衣の反魂術》の効果で墓地から儀式召喚することも出来ません。
鬼のように厳しいですね…
次に効果を見ていきましょう。
- 自分・相手のメインフェイズ1に手札からこのカードと《影霊衣》魔法カード1枚を捨てて発動できて、そのターンの間、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
- このカードが儀式召喚に成功した時に発動できて、このカード以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て除外する。この効果を発動するターン、自分は他のモンスターを通常召喚・特殊召喚できない。
1つ目の効果は相手のExデッキからの特殊召喚を封じる効果でコストとして自身と影霊衣の魔法カードが必要とします。
1つ目の効果より2つ目の効果がこのカードが使いたくなる理由ですよね。
儀式召喚に成功すればこのカード以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て除外出来ます。
これだけ知るとかなりのパワーカードですよね。
しかし、かなり思い制約があります。
それは…この効果を発動するターン、自分は他のモンスターを通常召喚・特殊召喚できないということ。
つまりフィールドにレベル合計11になるようにモンスターを揃えて《Sophiaの影霊衣》を儀式召喚することが出来たとしてもそれ以前に特殊召喚していれば除外効果が発動できないということ。
レベル合計11になるようにモンスターを揃えるには絶対に特殊召喚しないといけないのに噛み合ってないですよねこの効果…
つまりこのカードを使う上で必要になってくるのは
この3点になります。
そんなこと…本当に可能なのでしょうか❓
デッキ紹介
それではデッキレシピの紹介です。
Fig1. デッキレシピ
《Sophiaの影霊衣》を出すときにどうやって出すのがいいのかを考えたときに一番いいのは相手ターンに出すことだと思いました。
そんなことが出来るのだろうか…出来ました。
使うモンスターとしては《メガリス・オク》です。
この《メガリス・オク》というモンスター、相手メインフェイズ中にも儀式召喚出来る効果があるんです。
つまり、自分ターン中には他種族でレベル合計11になるようにモンスターを特殊召喚すれば相手ターンに《Sophiaの影霊衣》を出して除外することが出来ます。
この動きを取り入れるためメガリスを中心としてデッキ構築を考えました。
今回のデッキの初動としては《ブンボーグ003》になります。
この初動カードによって相手ターンに《Sophiaの影霊衣》を降臨させることが出来ます。
概要図としてはこちら
Fig2. 展開図概要
手順としてはこうです。
- 《ブンボーグ003》召喚、効果でデッキから《ブンボーグ001》特殊召喚
- 《ブンボーグ003》と《ブンボーグ001》で《水晶機巧ーハリファイバー》をリンク召喚
- 《水晶機巧ーハリファイバー》の効果で《ブンボーグ001》を特殊召喚
- 《水晶機巧ーハリファイバー》と《ブンボーグ001》で《幻獣機ーアウローラドン》をリンク召喚
- 《幻獣機ーアウローラドン》の効果で幻獣機トークンを3体特殊召喚
- 《ブンボーグ001》を墓地から2体特殊召喚
- 《ブンボーグ001》と幻獣機トークンで《虹光の宣告者》をシンクロ召喚(2回)
- 《虹光の宣告者》2体で《御影志士》をエクシーズ召喚
- 《御影志士》の効果で《メガリス・オフィエル》をサーチ
- 《虹光の宣告者》の効果で《魔神儀ーカリスライム》をサーチ
- 《幻獣機ーアウローラドン》の効果で幻獣機トークンと《御影志士》をリリースして《幻獣機ーコルトウィング》をデッキから特殊召喚
- 《虹光の宣告者》の効果で《Sophiaの影霊衣》をサーチと《幻獣機ーコルトウィング》の効果で幻獣機トークンを2体特殊召喚
- 《ブンボーグ001》を墓地から特殊召喚
- 手札の《魔神儀ーカリスライム》の効果で手札の自身を切ってデッキから《魔神儀ーキャンドール》を特殊召喚
- 《魔神儀ーキャンドール》の効果でデッキから《魔神儀の祝誕》をサーチ
- 《魔神儀の祝誕》を発動して《魔神儀ーキャンドール》をリリースして手札の《メガリス・オフィエル》を儀式召喚
- 《メガリス・オフィエル》の効果で《メガリス・オク》をサーチ
- 《メガリス・オフィエル》の効果で《メガリス・オク》を儀式召喚
- 《メガリス・オク》の効果で1ドロー1ディス
- 《ブンボーグ001》と幻獣機トークンで《虹光の宣告者》をシンクロ召喚
- 《幻獣機ーコルトウィング》と《虹光の宣告者》で《No.60 刻不知のデュガレス》をエクシーズ召喚
- 《No.60 刻不知のデュガレス》の効果で墓地の《虹光の宣告者》を蘇生する
- 《虹光の宣告者》の効果で《魔神儀ーカリスライム》をサーチ
- 墓地の《魔神儀の祝誕》の効果で手札の《魔神儀ーカリスライム》をコストにデッキから《魔神儀ーペンシルベル》を特殊召喚し墓地から回収
- 《魔神儀ーペンシルベル》の効果で墓地の《魔神儀ーカリスライム》を回収
この場合フィールドには《虹光の宣告者》(天使族レベル4)《魔神儀ーペンシルベル》(サイキック族レベル3)《メガリス・オク》(岩石族レベル4)で相手ターンに《Sophiaの影霊衣》を降臨させることが出来ます。
次にその他のカード理由について説明していきます。
まずは《ライティ・ドライバー》と《レフティ・ドライバー》について
これらのカードも《水晶機巧ーハリファイバー》を出すギミックです。
こちらのカードで展開する場合《水晶機巧ーハリファイバー》で出すチューナーとして《ヴァイロン・キューブ》を採用しています。
理由としては《リンクロス》を使って《虹光の宣告者》を2体シンクロ召喚し《御影志士》に繋げるためです。
概要図としてはこちら
Fig3.展開例
手順としてはこうです。
- 《ライティ・ドライバー》召喚、効果でデッキから《レフティ・ドライバー》特殊召喚
- 《ライティ・ドライバー》と《レフティ・ドライバー》で《水晶機巧ーハリファイバー》をリンク召喚
- 《水晶機巧ーハリファイバー》の効果で《ヴァイロン・キューブ》を特殊召喚
- 《水晶機巧ーハリファイバー》で《リンクロス》をリンク召喚
- 《リンクロス》の効果でリンクロストークンを2体特殊召喚
- リンクロストークンと《ヴァイロン・キューブ》で《虹光の宣告者》をシンクロ召喚
- 《ヴァイロン・キューブ》の効果で《リビング・フォッシル》サーチ
- 《リビング・フォッシル》を発動しての効果で墓地の《ヴァイロン・キューブ》を蘇生
- リンクロストークンと《ヴァイロン・キューブ》で《虹光の宣告者》をシンクロ召喚
- 《虹光の宣告者》2体で《御影志士》をエクシーズ召喚
この動きなら《御影志士》の効果で《メガリス・オフィエル》、《虹光の宣告者》の効果で《魔神儀ーカリスライム》をサーチすることで手札の《魔神儀ーカリスライム》の効果で手札の自身を切ってデッキから《魔神儀ーキャンドール》を特殊召喚して
効果でデッキから《魔神儀の祝誕》をサーチすることが出来ます。
この動きならここから《メガリス・ハギト》にアクセスすることで次ターンからの展開に繋げます。
メガリス儀式モンスターを戦闘破壊から守るのであれば《メガリス・ポータル》墓地からメガリス儀式モンスターを蘇生したければ《メガリス・エマージョン》をサーチします。
次に《召喚僧サモンプリースト》
このカードの採用理由は《魔神儀ーキャンドール》へのアクセスです。
手札の魔法カードを《魔神儀の祝誕》に交換するためといったところです。
《召喚僧サモンプリースト》に他の役割を持たせるために《終末の騎士》を採用しました。
《終末の騎士》で落とせる《亡龍の戦慄ーデストルドー》がこのデッキのギミック非常にマッチしています。
例えば墓地に《亡龍の戦慄ーデストルドー》があり、フィールドに《メガリス・オク》と《終末の騎士》がいる場合、墓地の《亡龍の戦慄ーデストルドー》を《終末の騎士》を対象に蘇生すると《亡龍の戦慄ーデストルドー》がレベル3となります。
つまり、《亡龍の戦慄ーデストルドー》(ドラゴン族レベル3)、《終末の騎士》(戦士族レベル4)と《メガリス・オク》(岩石族レベル4)で相手ターンに《Sophiaの影霊衣》を降臨させることが出来ます。
まあ、手札に《Sophiaの影霊衣》があればですが…
《おろかな埋葬》に関しては《亡龍の戦慄ーデストルドー》もしくは《レフティ・ドライバー》を墓地に送るために採用しています。
《儀式の準備》に関しては《Sophiaの影霊衣》以外の儀式モンスターをサーチできるため採用しています。
《魔神儀ータリスマンドラ》に関しては《Sophiaの影霊衣》にアクセスできるカードなので採用しています。
《ハーピィの羽箒》に関しては確実に《ライティ・ドライバー》と《ブンボーグ003》の召喚を通すためです。
《外神ナイラルラ》、《No21 氷結のレディ・ジャスティス》と《迅雷の騎士ガイアドラグーン》は《虹光の宣告者》を使い回せるため採用しています。
このギミックに関しては前にかいた《影霊衣》の記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。
《ダイガスタ・エメラル》は墓地にいるリソース回収が必要かなと思いいれたのですが正直ここは自由です。
《クリフォート・ゲニウス》はフィールドにいる魔神儀モンスターの効果を無効にするためと《ブンボーグ003》にアクセスするためです。
この動きは地味に使って次ターンの《ブンボーグ003》の展開に繋げます。
《神聖魔皇后セレーネ》については《ダイガスタ・エメラル》と同じく自由枠なのですが《召喚僧サモンプリースト》を使い回せたらいいなと思って採用しました。
(一回も使ったことはないです。)
あとイラストが好きだから採用しました。
《トポロジック・ゼロヴォロス》はこのデッキのオーバーキル要因でして《Sophiaの影霊衣》でフィールドと墓地を除外出来るのでかなりの攻撃力となって相手に襲い掛かるように採用してます。
最後に
皆さん今回の記事は以上になります。
この記事を読んで少しでも《Sophiaの影霊衣》について知ってもらえたらと思います。
このデッキに関したことを言うと個人的にはメガリス主体ではなくて影霊衣主体で組みたかったなと思っています。
機会があれば考えたいですね。
良けれはTwitterのフォローよろしくお願いします。
次回の記事でお会いしましょう、さよなら👋