ドラグマ影霊衣について考察してみた件について
どうもエクィテスです。
前回はシンクロ召喚の動きを搭載したドラグマについて紹介しました。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
今回も《ドラグマ》について思ったことを書いていきたいと思います。
デッキ紹介ではなく《影霊衣》で《ドラグマ》をどう使うのか考察してみました。
それではどうぞ~
ドラグマには最強の初動サーチカードである《天底の使徒》という魔法カードがあります。
《天底の使徒》の効果は大きく分けると以下のようになります。
- Exデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
- その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、《ドラグマ》モンスターまたは《アルバスの落胤》1体を自分のデッキ・墓地から選んでサーチする。
- このカードの発動後、ターン終了時まで自分はExデッキからモンスターを特殊召喚できない。
このカードはなにが強いのかというとExデッキからモンスター1体を墓地へ送ることが出来ることです。
ここでExデッキから墓地に送れるカードを整理して見ましょう。
Fig1. Exデッキから墓地に送るカードまとめ
Exデッキからモンスターを墓地に送るカードには《ゲール・ドグラ》や《おろかな重葬》がありますがそれぞれライフコストが必要です。
《ゲール・ドグラ》の場合はライフを3000払わなければいけないですし《おろかな重葬》はライフを半分にしなければいけません。
まあ、《ゲール・ドグラ》なら効果にターン1制限がないので2枚落とせるというメリットがあったり《おろかな重葬》はライフがあれば発動出来るというメリットがありますが…
また複数落とせるカードに《轟雷帝ザボルグ》が居ます。(自身を破壊して8枚)
しかし、アドバンス召喚しなければならないという問題があり採用しにくいという問題がありました。
これらのカードに比べると《天底の使徒》は発動後、ターン終了時まで自分はExデッキからモンスターを特殊召喚できないというデメリットがありますがExデッキからモンスターを墓地に送ることが出来てさらに《ドラグマ》モンスターをサーチ出来ます。
Exデッキから単純にモンスターを墓地に送りたいのであれば採用しやすいカードだと思います。
しかし、このカードにも問題があります。
それは攻撃力1000以下のモンスターは墓地に送ることが出来ないことです。
《天底の使徒》は墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、《ドラグマ》モンスターまたは《アルバスの落胤》1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える効果です。
現時点(2020年5月)では最小攻撃力は《教導の天啓アディン》の1000であるため攻撃力1000以下のモンスターは墓地に送ることが出来ません。
つまり、儀式最強のサーチカードの《虹光の宣告者》は墓地に送ることが出来ません。
それじゃあ駄目じゃん…エクィテスです。
そんなことはないです。
《ドラグマ》には他にもExデッキから墓地に送るカードがあります。
1つは《教導の大神祇官》 です。
このモンスターは自分の墓地の融合・S・X・リンクモンスター1体を除外することでこのカードを手札から特殊召喚することが出来ます。
効果としては自分メインフェイズに発動することが出来て、自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送りその後相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送ります。
このカードなら問題なく《虹光の宣告者》を墓地に送ることが出来ます。
もう1つは《ドラグマ・パニッシュメント》です。
このカードは相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動することが出来てそのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスター1体を自分のEXデッキから墓地へ送り、対象のモンスターを破壊するという効果です。
このカードで《虹光の宣告者》を墓地に送るのは状況としてなかなかないかも知れないですが…
ここからは《影霊衣》で上記で説明した《ドラグマ》のExデッキからカードを落とすカードをどう使うかについて考えてみましょう。
《影霊衣》の初動カードである《ブリューナクの影霊衣》と《ドラグマ》の初動カードである《天底の使徒》を初手で持っている場合を考えてみましょう。
先程も書いた通り《天底の使徒》では《虹光の宣告者》は墓地に送ることが出来ません。
しかし、《天底の使徒》で墓地に送る相性のいいカードを今回見つけました。
それは《餅カエル》です。
《餅カエル》はこのカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できてそのモンスターを手札に加える。
この効果はExデッキから直接墓地に送られても発動できるので使うことが出来ます。
例えば以下のような手順で使うといいのではないでしょうか。
Fig2. ドラグマ影霊衣展開概要
展開を記載するとこうです。
- 《ブリューナクの影霊衣》の効果で手札から墓地に送り《ユニコールの影霊衣》をサーチ
- 《天底の使徒》を発動してExデッキから《餅カエル》を墓地に送り《教導の大神祇官》をサーチ
- 《餅カエル》の効果で墓地の《ブリューナクの影霊衣》を回収
- 墓地の《餅カエル》をゲームから除外して《教導の大神祇官》を特殊召喚
- 《教導の大神祇官》の効果でExデッキから《虹光の宣告者》とプラスもう一枚を墓地に送り相手もExデッキから2枚墓地に送る
- 《虹光の宣告者》の効果で《影霊衣の万華鏡》をサーチ
- 《影霊衣の万華鏡》を発動してExデッキから《虹光の宣告者》を墓地に送り《ユニコールの影霊衣》を儀式召喚
- 《虹光の宣告者》の効果で《クラウソラスの影霊衣》をサーチ
この手順であれば《ユニコールの影霊衣》を儀式召喚可能で手札に《ブリューナクの影霊衣》と《クラウソラスの影霊衣》をキープ出来るので次ターンの展開にも繋がります。
手順5の所でプラスもう一枚を何にするかで他の展開が考えられます。
考えられるのは先行展開であれば《捕食植物・キメラフレシア》、《灰燼竜バスタード》 、《Psyフレームロード・Ω》や《ウィンドペガサス@イグニスター》 あたりで後攻展開であれば《旧神ヌトス》になると思います。
ではExデッキから墓地に落とすカードをそれぞれ見ていきましょう。
《捕食植物・キメラフレシア》なら次のスタンバイフェイズに融合、フュージョンと名のつくカードをサーチ可能で《簡易融合》をサーチすれば相手除去になる《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を出すことが出来ます。
《灰燼竜バスタード》なら《ドラグマ》モンスターをサーチ出来るので《教導の騎士 フルルドリス》をサーチすれば相手ターンに特殊召喚することで相手のモンスター効果を無効にすることが出来ます。また、《教導の聖女エクレシア》にすれば次のターンの展開に繋げることも出来るでしょう。
《Psyフレームロード・Ω》なら墓地の《虹光の宣告者》などのカードを回収して使い回すことが出来ます。
《ウィンドペガサス@イグニスター》であれば墓地に存在する状態で、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、このカードを除外することで相手フィールドのカード1枚を対象としてそのカードを持ち主のデッキに戻すことが出来るので攻めの一手として使えると思います。
《旧神ヌトス》も同様で墓地に送られるとフィールドのカード1枚を対象としてそのカードを破壊することが出来ます。
状況に応じて墓地に落とすカードを決めましょう‼️
展開としてかなり相性がいいことがわかったと思いますが《ドラグマ》を使った展開だとExデッキが使えないという問題があります。
もし、Exデッキが使いたいのであれば以前投稿した《宣告者の神巫》を搭載した《影霊衣》を使った方がよいかもしれません。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
簡単ではありますが今回の記事は以上になります。
この考察をきっかけに《ドラグマ》と《影霊衣》の相性の良さが伝わればいいと思います。
いずれはドラグマ影霊衣のデッキ紹介もしたいと思いますのでその時はよろしくお願いいたします。
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次回の記事でお会いしましょう、さよなら👋